74年 Fender Twin Reverb シルバーフェイス オーバーホール済

Fender Twin Reverb Silverfaceです。 オーバーホール済みの物で綺麗に仕上がっておりとても素晴らしい個体です。 77年から135w仕様になったフェンダーの暗黒期のものでなく、85w仕様の74年製です。 通常ではOxfordのスピーカーなどがツインリバーブの標準ですが、2墓ともJENSEN C12Kに替えております。FENDERが通常採用しているモデルは高域がマイルドで低域の押し出しが強い、現代で言うとEMINENCE社的な音色のスピーカーですが、こちらはそれに比べFENDERの弱点である低域を出過ぎた部分をカットしたような音色のスピーカーです。 また1基で100wにまで対応しているスピーカーですので、飛ぶ恐れが無いのと高域に艶のあるサウンドです。 現行品のツインリバーブに現FENDERがJENSENを採用するのはとても相性の良い組み合わせですね。 100wだと音がデカいイメージですが、マスターボリュームが付いているのでコントロール可能です。それも、アッテネーターをかましたような劣化したような物で無く普通に住宅でも良い音を奏でられます。自分はマスター5、ボリューム5ぐらいで使用しておりました。 その他、新品のチューブ管(パワー管×4、プリ管×4)に、トーレックス張り替え(左側側面少しだけ気泡があります)、サランネット張り替え、SPケーブル(BELDEN9497)、コントロールノブ、キャスターも新品に替えており、現行品のような綺麗な風格です。ノブ、キャスター、金具類は全てFENDERの純正規品です。 それと、回路部分の点検も含め半田不良の箇所を半田付け、不良部分のコンデンサも交換済みです。付属品として、リバーブ、トレモロ用のフットスイッチも付きます。トレモロはフットスイッチを差した上でしかオンになりません。元々のデラックス・リバーブやツインリバーブに見られるフェンダーアンプの仕様です。 回路的な面で言えば現行品の復刻版とは変わらないですが、何故ヴィンテージ品と音が違うのかと言いますとトランスよる影響です。 こちらはその当時のトランスですので、現行品と悩んでいる方には新品状態のような綺麗さも含め非常にお勧めです。 発送は佐川180サイズを予定しております。 ※完全に音が出ない以外では返品は受けておりません、宜しくお願い致します。